悩みの9割が解決するを実感!『今日がもっと楽しくなる 行動最適化大全』(樺沢紫苑著)

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私のメンターでもある精神科医であり、作家の樺沢紫苑先生の37冊目!の本「今日がもっと楽しくなる 行動最適化大全」を読みました。

自身が、これまで出版した36冊(約1万ページ)、動画3,000本(約250時間)の総集編というだけあって、私たちの悩みという悩みをほぼカバーしていて、且つ、読みやすい。

なんと!冒頭111ページをイラストで解説しているので、本を読むのが苦手な方だったり、お子さんにも、理解しやすい作り。

そして画期的なのが、本に目次が無い。つまり、どこから読んでもOK!という本。

ということで、パラパラと本をめくって、「あ!ここ、気になる!」と思ったら、その箇所を深く読む。そして、そこに記載のあるTO DOを1つでもやってみる!

そうすれば、私たちのお悩みの9割が、不思議と解決してしまうという、今までありそうでなかった本です。

そんな本から、私が得た気づきをシェアしたいと思います。

気づきポイント① 全てにおいて、「最適」がある。

実は私、「最適化」という言葉に、ピンとこなかったんです。

辞書で調べてみると、

最も適当であること。いちばん適していること

引用元:https://kotobank.jp/word/%E6%9C%80%E9%81%A9-508108

とのこと。

まだ、しっくりこなかったので、樺沢先生が副題としてつけている、英題

「Behavior Optimization Encyclopedia」

から、Optimizationを辞書で調べることにしました。

to improve the way that something is done or used so that it is as effective as possible

(何かが行われたり使用されたりする方法を改善することで、可能な限り、効果的になること)

引用元:https://www.ldoceonline.com/dictionary/optimize

つまり

最適化 = 最大限に活用すること

ということかな?と自分なりに解釈しました。

例えば、樺沢先生が、心と身体を整える生活習慣として、一押しで薦めているのが「朝散歩」。

朝散歩には

① セロトニンの活性化

②体内時計のリセット

③ビタミンDの活性化

という3つの効果がありますが、朝散歩の最適化(つまり、朝散歩を最大限に

活用するには)は、

「起床してから1時間以内に、最低5分、できれば15分〜30分、早足でリズムよくする」

なんだそうです。

これ、知っててするのと、知らないでするのでは、雲泥の差が出てしまいそう。

せっかく朝散歩をするなら、タイミングと、時間と、歩行のテンポを知った上で行えば、めちゃ、効果が高まりますよね!

こんな感じで、全ての行為には、「最適化」がある!というのが、私にとっての大きな気づきでした。

どうせするなら、その行為を「最大限」に活用したいですよね。

というか、活用しないと、もったいない!とケチな私は思ってしまいました。

気づきポイント② TO DOとチェックリストがあるので、悩みの9割が解決する

樺沢先生の本の特徴として、必ず本の中に「TO DO」の記載があること。

読者である私たちが、本を読んで、確かに、そうだよね!と思った時に、

「じゃあ、何をする?」

の解があるのが、先生の本の好きなところ。

さらに、この本には、巻末に、ご丁寧に、「最適化チェックリスト」なる153個のリストがあるのが、めちゃ親切。

そして、最初の一歩のハードルが、ものすごく、低い。だから、ずぼらな私でも、

一歩を踏み出してみようと、思える内容になっている。

例えば、こんな感じ。

「今日も1日頑張るぞ!」の朝のルーティンの最適化のチェックリストが

① (同じ時間、同じ条件での)体重測定

② コップ1杯の水を飲む

③ 朝シャワー(冷水で洗顔でも可)

全てできなくても、「コップ1杯の水を飲む」だったら、明日からでもできそうですよね。

巻末のチェックリストにチェックを入れると、自分が、どの分野で、「最適化」できてないかも、視覚的にわかるので、とても使いやすい。

気づきポイント③ 朝、昼、夜をそれぞれ「最適」にしたら、サイコー!な1日を過ごせる

この本の中での私の一番の気づきポイント!

朝、昼、夜をそれぞれ、「最適」に過ごしたら、その日は、サイコーにHappyな1日になる!ということ。

この気づきは、目から鱗!もので、「幸せになりたい!」と切に願う私たちは、紹介されているTO DOをやらない理由が見つからない。

しかも、そのTO DOは至って簡単。

朝、昼、夜の最適化の中で、私がゼッタイやろうと思ったTO DOはこの3つ。

朝:メンタルも身体も全てが整う「朝散歩」

私は、今年の4月から、この朝散歩を始めました。日の出が早くなってきた時期だけあって、朝の早起きもしやすくなってきた時でした。

最初の一歩は、ハードルを下げて、「5分のみ」の朝散歩にしました。

5分て?!どこ歩くの?と思いますよね。

でも、朝散歩、5分する!と決めたら、偶然にも、5分で行ける近所の散歩コースを見つけてしまったのです。セレンディピティです!

4ヶ月経った今では、すっかりお気に入りになった私の散歩コースはこちら↓

写真では、緑の多い大きな公園に見えるかもしれませんが、実は、とあるマンションの一角にある小さな小さな散歩コースなんです。

しかも、現住所に10年も住んでいながら、朝散歩を始めるまでは、1度も通ったことも無い場所。

5分の朝散歩?どこ歩こう?とウロウロしたおかげで、こんなに素晴らしい場所に気づくことができたのは、ホントに嬉しい偶然でした。

その散歩コースを、5分だけ!と思って歩き始めるけど、結局、「気持ちが良い」ので、15分も歩いてしまってます。

飽き性の私にしては、楽しく、続けられているのが、朝散歩です。

昼:午後の仕事のパフォーマンスを上げるためにする、運動と仮眠

昨年の3月から、私は、リモートワークをしています。

今まで、通勤に費やしていた往復2時間の時間を、どんな風に、有効に使おうかな?と試行錯誤してました。

この本の中で、

運動 = 最高の脳のリフレッシュ

記憶力と集中力を高めるドーパミンは、たったの10分のウォーキングで分泌されると書いてありました。

ということで、午後を、さらに、集中力高く過ごすために、ランチ時間に、運動をすることにしました。

でも、運動をすると、決まってその後で、眠くなってしまいます。その際は、ためらわずに、5分の仮眠を取ることにしてます。

最近は、アメリカの企業でも、社内に「nap room」(仮眠室)を設置する企業もあるぐらい、「仮眠」が見直されているようです。

ただし、注意しなくてないけないのが、「仮眠時間」。

疲労回復のための、適切な仮眠時間は、20分前後ということなので、運動で疲れたからといって、寝過ぎないように、気をつけるようにしてます。

夜:「遊び」の予定を入れると仕事がはかどる!もっと遊ぼう!

私は年間100本映画を観て、週に4回、6時間以上運動をし、年に6週間海外旅行に行きます。私のモットーは、「他の人の3倍働き、2倍遊ぶ」です

樺沢先生のこの文章を読んで、「私も、こういう人になりたい!」と強く思いました。

日本人は、「遊ばな過ぎ」というのが、先生の見解。

「遊びは充電!成功したければ、もっと遊べ!」

これを地で行くために、先生は、制限時間仕事術を取り入れ、集中力を高めた状態で、決めた時間までに仕事を「終わらせている」そうです。

そのためにも、朝に、今日やることのTO DOリストを作成する時に、必ず、夜の「遊びのTO DOリスト」も作成するとのこと。

今までの私は

「時間があったら/できたら、映画に行こう」

というスタンスでいました。

なので、「時間ができたら」という「その時」が、なかなかできずに、結局、観たい映画を逃し、読みたかった本も積読になり・・・という日々を長いこと過ごしていました。

「時間ができたら」という「その時」は作るものだ!ということを学んだ今は、朝のTO DOリストを作成する時に、同時に、遊びのTO DOリストも作るようになりました。

そのおかげで、1週間に1回は映画を観に行けるようになりました。

そんな今の、私は、「サイコーに幸せ!」な日々を送れております。

まとめ

全てにおいて存在する「最適化」。

知ってて行動するのと、知らないで行動するのでは、結果的に、私たちの幸福度にも影響を与える。

どうせするなら、その「行為」を最大限に活用しないと、もったいない!

ぜひ、本屋さんで『行動最適化』を手にとってみて、パラパラとのぞいてみてください。

「あ!これ!気になる!」という箇所があったら、その箇所に書いてあるTO DOをまずはやってみる。

そうすれば、必ずは私たちの幸福度が、昨日よりもアップすること間違い無し!

そんなことを教えてくれる、素晴らしい本です。

全力でオススメです。

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この記事を書いた人

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みぽりん

働く女性の生産性を上げる専門家・みぽりんです。

外資系企業で、バリバリ働く現役会社員です。
忙しく本業をするかたわら、副業も2年続けています。

本業と副業の時間的両立に四苦八苦していたときに、

集中して、生産性を上げる「時間術」

を取り入れてみたところ、副業2年目にして、売上250万円を突破!

副業や、資格試験取得、先延ばし対策にも有効な、

25分集中して、5分休憩する、
イタリア生まれの時間術「ポモドーロ時間術」

本には書かれていない、考案者直伝の
ノウハウを広める活動を、セミナーを通して行なっています。