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2020年になりました。遅ればせながら、新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
ここ最近、私は「新年の抱負」を立てることをしなくなりましたが、今年は、英語学習の一環として、「スピーキング」テスト受験に挑戦しようと思ってます。
受験してみようと思ったきっかけ本
なんで、私が、「スピーキングテスト」受験に挑戦してみようと思ったのは、この本がきっかけです。
スティーブ・ソレイシィ 先生著「難しいことはわかりませんが、英語を話せる方法を教えてください!」です。
アメリカ人のスティーブ先生が、典型的・英語ヤダ病の日本人の大橋クンに、英語を話せるようになるための方法を教えてくれている本です。
ちなみに、大橋クンは、埼玉育ちのTOEIC320点保持者です。
この本、Kindleで無料で読めるので、ぜひ、読んでみて下さい。
英語ネイティブスピーカーから見て、
いかに、私たち日本人が
「完璧さ」を求め、「正解、不正解」を気にしすぎているか。
そして、そのせいで、英語の知識はあるものの、気軽に英語を発せなくなっているかが書かれています。
とても勇気をくれる本です。私が「これは、面白い!」と思った、スティーブ先生からのアドバイスの1つが、
「釣り竿表現」 + 「ジェスチャー」で表現力が大幅アップ!
です。
ちなみに「釣り竿表現」はスティーブ先生の造語で、
日本語の「大丈夫」や「よろしくお願いします」のような、いろんな場面で応用がきいて使える表現
のことです。
本の中で紹介されている釣り竿表現の1つがこれ。
I have a problem. (問題があります)
まさしく中学英語。見ての通り、難しい単語は使われていません。
例えば、お腹が痛い時。
“I have a stomachache”
と言えれば良いですが、とっさに口に出ない時。スティーブ先生が教えてくれた釣竿表現で、
I have a problem.
と言って、痛い場所を「指さす」 (つまり、ボディーランゲージ)すれば、
「何か、お腹に問題があるらしい」
と、相手が察してくれます。
これは、どんなシチュエーションにでも応用できます。
私がニュージーランドに行く飛行機で隣り合わせた日本人男性。座席のモニターの調子悪く、映画が観れずに困っていました。
その男性は、とっさに英語が出なくて、しどろもどろで困ってましたが、もし!この釣り竿表現を知っていれば・・・・
I have a problem (with this).
と言って、モニターを指させば、「モニターに問題がある」とわかってもらえるじゃないですか!
どうですかー。目から鱗ボロボロじゃないですかー。
私たちが勝手に作っている英会話の「心理的なハードル」を、めちゃくちゃ下げてくれる本です。
と、前置きが長くなってしまいましたが・・・・・
この本の中で、スティーブ先生が、大橋クンに、英会話を上達させたければ、
- オンライン英会話
- スピーキングテスト
をするように、しつこくお薦めしてました。
オンライン英会話を薦める理由としては、
スピーキングテストを薦める理由としては、
それによって、オンライン英会話で「なんとなーーーく話せる気になってきたな」という気持ちで終わらせないため。
この、「なんとなーーーーく話せる気」になっているというの、めちゃわかります。
まさしく自分のことだからです。
数値で「評価」されるのって怖いけど、でも、この「なんとなーーーーーく」の気持ちを、ゆるぎない自信に変えるためにも、
と思ったことが、スピーキングテストを受けようと思ったきっかけです。
そもそもスピーキングテストって何よ?
スピーキングテストとは、基本的に、
リスニング(聴く力)とスピーキング(話す力)
のスキルを総合的に評価するテストになります。
次に紹介するように、現在(2020年1月時点)で、6社の主催者がスピーキングテストを行っています。
6社それぞれ、問題構成が違うので、自分の目的に合ったスピーキングテストを受験すると良いですね。
どんなスピーキングテストが行われているの?
現在(2020年1月時点)、日本で行われているスピーキングテストはこの6つ。
私が挑戦してみようと思ったのは、この2つのテストです
私が挑戦してみようと思ったテストはこの2つです。
- TOEIC
- Linguaskill Business(リンガスキル・ビジネス)
スティーブ先生が人による「評価」が大事!と言っていた通り、「人」によって採点が行われるテストであることが主な理由です。
TOEIC
TOEICテストは、もう、英語学習者ならば、聞いたことが無いという人がいないくらい有名な英語力を測るテストですよね。
でも、TOEIC S & W (スピーキング & ライティング)テストは、実はまだそれほど知られていないようです。
TOEICのスピーキングテストは、2007年1月に初めて実施されました。実施に至った背景としては、従来のマークシートでは、
「会話能力」が測れない
という難点があったことからのようです。
日本でのTOEICスピーキングテストの受験者数は、2018年時点で約4万人。みんながTOEICと言ったらこれ!と思い浮かべるTOEIC L&R (リスニング & リーディング)テストは、2018年時点で約245万人が受験しているので、それに比べたら、スピーキングテストの受験者数は、まだまだ少ないですね。
Linguaskill Business テスト
Linguaskill Businessテストは、2019年12月までは、「BULATS」という名前の試験だったようです。
問題の構成が
- インタビュー
- 音読
- プレゼンテーション
- グラフを用いたプレゼンテーション
- ロールプレイ
となっているだけあり、「ビジネス」向けのスピーキングテストとなっているようです。
TOEICのスピーキングテストで慣れたら、今度はこの「ビジネス」向けのスピーキングテストにも挑戦してみようと思いました。
こんな風に、目的別に応じて受験するテストを決めても良いかもですね。
ということで、まずは、王道のTOEICに挑戦したいと思います。
TOEIC – 今後の試験予定
2020年2月16日(日)
申し込み期間 2020年1月6日(月)10:00 ~ 1月31日(金)15:00
2020年3月22日(日)
申し込み期間 2020年1月31日(月)10:00 ~ 3月6日(金)15:00
2020年4月19日(日)
申し込み期間 2020年3月6日(月)10:00 ~ 4月3日(金)15:00
年間スケジュールはこちらで確認ができます。
私は、3月のTOEICスピーキングテストを受験しようと思います。
受験料が6,930円と、私にとってはお高めなので、スティーブ先生がお薦めしているオンライン英会話を再開して、スピーキングの練習をしてから、受験してみようと思ってます。
「2020年こそ、英語頑張る!」と決意表明したみなさんと、一緒に私も頑張りたいと思います!