2019年9月11日に民泊撤退しました。1年8ヶ月の貴重な体験でした。

2018年1月、以前から興味のあった民泊(Airbnb)を、札幌市内で始めました。

2020東京オリンピック・パラリンピック目前に撤退する理由

いよいよ来年に迫る2020東京オリンピック・パラリンピック。ホテル不足が予想され、民泊の需要はこれからよー!というその矢先、日本全国の民泊物件向けの消防法が厳しくなってきました。

そのあおりを受けて、私が運営していた札幌の民泊の部屋が入居しているビルが、このタイミングで「消防法不適合」と認定されてしまいました。

ビルオーナーは是正措置を取ることを検討したようですが、なんせ60戸も入っている大型のビルであるため、求められている消防設備はホテル並み。数千万円の設備投資ができないということで、最終的に民泊物件を運営している私たちは

撤退 もしくは 設備投資負担

の2択を迫られることになりました。これ以上の負担は厳しいと判断した私は、泣く泣く「撤退」を選択せざるを得なくなりました。

撤退業者が撤退???

いざ!民泊撤退とは言っても、室内には生活必需品一式が揃っています。さて、遠隔地の札幌で、どうやって「撤退するの????」と焦りました。

通常、民泊を撤退する際は、民泊撤退業者に丸投げしてお願いするのが主流のようで、今回も「撤退太郎」という業者さんを利用する予定でおりました。

が!なんと、その「撤退太郎」くん、札幌から撤退するという、冗談のようなことが起こってしまいました。

えーーーー!どうすんの?

洗濯機に、テレビ、冷蔵庫に電子レンジ。タオルに、お箸、スプーン等大型からちょーこまものに至るものまであるのに、最悪、私が現地に行って処分????そんなの1日で終わるの????粗大ゴミの日っいつなのよ???と焦りました。

賃貸解約日の9/30までに民泊撤退できなかったら、また、追加費用が発生してしまうと焦りを感じた私は、民泊管理会社にはっぱをかけて、他の業者を探してくれるように依頼しました。

結局、今回依頼することになったのは、札幌で民泊管理を行っている、とある会社。おい、同業他社かよ!というツッコミはここだけにして・・・。

電化製品はまだまだ使用可能なものだったので、廃棄ってちょっと、もったいないなぁ~と思っていました。が、この民泊管理会社は、札幌市内で、シェアハウス等も運営しているようなので、

冷蔵庫
洗濯機
テレビ
ドライヤー
ケトル
電子レンジ
扇風機
IHコンロ

を再利用してくれるとのこと。ホントにありがたいことです。

とういことで、廃棄が寝具類だけで、それ以外はほとんど再利用され、想定よりも安い価格で「撤退」ができました。

後は、通常の賃貸解約と同じ!

民泊撤退後は、通常の賃貸時の解約と同様、水道、ガス、電気の契約を解約し、管理会社立会いの元、物件を引き渡すという流れなので、これは落ち着いて対応できそう。

「撤退」まで考慮して始めましょう

民泊を始めた時に、「撤退」(しかもこんな早くに)することなんか、まったく考えていなかった私。

わずか1年8ヶ月の民泊期間でしたが、私自身が現地で全く対応ができないので、「撤退」が一番の不安要因でしたが、どうにか昨日、無事に撤退ができました。

民泊をこれから始めようと思っている方は、私のように、外的要因による想定外の「撤退」という状況に直面する可能性も無きにしも非ずなので、「撤退」という終焉も考慮した上で、「民泊」を考えると良いかもですね。

私はイケイケドンドンの勢いで始めちゃたもんだから、まさかのこんなに早くに「撤退」するなんて想定するしてませんでしたが・・・。

何事もやってみないとわからないですね。ホント勉強になりました。トホホ

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この記事を書いた人

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みぽりん

みぽりん

時短ソムリエ
専門は、野菜と発酵調味料を使った時短料理

「まごわやさしいこ」実践者
週3回の筋トレ
毎日の菌トレ(発酵食)

マイナス5歳アンチエイジングに成功

オーガニック野菜の販売サポート歴10年@青山ファーマーズマーケット
外国人むけに日本食の料理教室開催(インバウンドイベント)

ビジョン
「美味しいって幸せ」を情報発信して日本人の幸福度を3割アップ⤴️
美味しい国ニッポンから世界平和へ