東京美術館(東京・上野)で開催中の「クリムト展」に行ってきました!

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2019年5月31日に、東京美術館(東京・上野)で開催されている「クリムト展」に行ってきました。

基本的にいつも絵画展は、一人で行くのですが、今回は、現在入塾中の「樺沢塾」(精神科医・樺沢紫苑 先生主催)のメンバー10人と行ってきました。

なんでつるんでいく必要があるの?

実は、絵画展は各々のペースで、当日の好きな時間に行って良いことになっていて、その後が大事!

20時に美術館入口に集合して、ご飯を食べながら、絵を鑑賞した感想を各々にアウトプットしあう!というのが趣旨なのです。

出た出た!アウトプット!

そう、現在、40万部の大ベストセラーとなっている「アウトプット大全」の著者・樺沢先生ならではのイベントでしょ。

さて、人生初めての絵を見ての感想のアウトプットは?

「むずかしいぃぃぃぃ」の一言。ただ一言

「面白い」

という感想ではダメ。1人5分の持ち時間があるんですから・・・。

ということで、「アウトプット大全」にも記載のある

「アウトプットを前提としたインプット」(略して OZI)が始まるわけですよー。

絵画展でのOZIとは?

まずは、イヤホンガイドを550円で借りました。目からの情報だけではなく、耳からの知識も勉強になります。

これは!というお気に入りの絵の前では、じーーーーーっくり、音声ガイドを聴きながら、絵を観察する。

ところどころの「時代背景」の説明や、人物像の説明書きも参考にする。

そんなOZIを絵画展でトライした私の感想はこんな感じ・・・・

まずは、私の大好きな絵画「接吻」が日本上陸していなくて残念でした。寝室にもレプリカを飾っている程、なぜか、この「接吻」がいじょうーーーに大好きな私。

そんな「なぜ」を解き明かしてみたいなーという思いで、絵画をみました。

クリムトさん、生涯独身を辛いたのに、なんと!14人もの子供がいるほどの女好き。

自画像を描くよりも、「女性」を描きたいと、常に、クリムトさんの周囲には女性が、
裸体!!!で、時には妊婦さんの裸体までいたとのこと。

 

それはそれは、官能美も鍛えられたことでしょう。そんな、官能美に私は惹かれるのかなー
というのが、粗々の自己分析。

また、前日に、我が家のAIロボット秘書!・Google Homes君に、

『OK, Google, クリムトの有名な絵画を教えて!』

と聞いたところ、Google Homes君が
『「接吻」「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」が有名です』

と答えてくれました。

「接吻」は大好きだからよく知っているけど、「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」ってわからんな・・・と思い、ググったら、この絵画に行き着きました。

(Wikipediaより引用)

さらに調べていくと、ヒョンなことから、この映画に行き着いてしまいました。

「黄金のアデーレ 名画の帰還」

実話を映画化した話なので、ネタバレということもないので、内容を話すと、この絵のモデルとなったのが、クリムトのパトロンの1人・当時のウィーンの実業家・フェルディナント・ブロッホ=バウアーの妻、アデーレ。

アデーレはクリムトが描いたこの絵を、「自身の死後、オーストリア・ギャラリーに寄贈するように」との遺言を託し、1925年亡くなりました。

男やもめとなったフェルディナントは遺言で資産の相続人として甥や姪を指名したようですが、その中にいたのが、のちにオーストリアを相手に法廷闘争を起こしたマリア・アルトマン。

大好きな伯母さんのアデーレを描いた肖像画「黄金のアデーレ」。オーストリアのモナリザと言われるぐらいの名画。

ナチスドイツから逃れるために、着の身着のままオーストリアからアメリカに亡命したマリアが、どうしても忘れられずにいた一枚が、大好きな伯母さんのアデーレを描いたこの肖像画「黄金のアデーレ」。

絵の所有権が自分にあることを、自分と同じくルーツをオーストリアに持つ弁護士と法廷闘争を起こし、オーストリア国を相手に伯母の肖像画「黄金のアデーレ」を返還裁判を起こした実話です。

結果的に裁判に勝訴したマリアだったけど、思い出したくもなかった「悲しい過去」と向き合う彼女の姿がとても感動的でした。

絵画の楽しみ方はひとつじゃない!

天才画家よって息を吹き込まれた絵画が、歴史の波に飲み込まれ、翻弄されてきたストーリーから、絵画を楽しむ。鑑賞とは違う楽しみ方もあるのね!と今回、新たな学びがありました。

今年6月に、また、クリムトさんの映画が公開されるようです。どんな内容になるかな?
せっかく、クリムトさんとご縁をもらえたので、新しい映画も観てみたいと思います。

クリムト展「ウィーンと日本1900」は7月10日(水)まで、東京美術館(東京・上野)で開催されてます。

ぜひ、お見逃しのないように!
そして見終わった後は、ぜひ、アウトプットしてみて下さい!

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この記事を書いた人

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みぽりん

働く女性の生産性を上げる専門家・みぽりんです。

外資系企業で、バリバリ働く現役会社員です。
忙しく本業をするかたわら、副業も2年続けています。

本業と副業の時間的両立に四苦八苦していたときに、

集中して、生産性を上げる「時間術」

を取り入れてみたところ、副業2年目にして、売上250万円を突破!

副業や、資格試験取得、先延ばし対策にも有効な、

25分集中して、5分休憩する、
イタリア生まれの時間術「ポモドーロ時間術」

本には書かれていない、考案者直伝の
ノウハウを広める活動を、セミナーを通して行なっています。