2019年4月17日(水)、SJRツアーの一貫として、オーストラリア人のお客様6人を招いてのインバウンドイベント「Japanese Cooking Lesson」を開催しました。
メニューはこちら。基本的に去年と同じ内容で、
ほうれん草の胡麻和え
照り焼きチキン
すまし汁
を作りました。
でも、今年はなんかちょっと変えたいよね!という話し合いのもと、外国人にはちょっと、ハードルの高い「あんこ」に挑戦していただくことにしました。
意外にもあんこ好評!
見た目にもちょっと地味なあんこ。事前に、SJRの石毛さんより、あんこが何からできているか見てわかるようにしてもらった方が、食いつきが良いかもというアドバイスを頂いていたので、あんこの材料の「あずき」もお皿にディスプレイしておきました。
確かに、私たちが外国に行って、見た目に「ん?これ何?」と思ったら、口にするのを躊躇してしまうことってありますよね。それと同じですね。
なので、どーーーーーーーん!と黒い物体のあんこを山盛りにするのではなく、小さなアイスディッシャーで、小さな丸い形を作り、そこに生のイチゴを添えて出してみたところ、抹茶味のパンケーキと一緒に、パクパク食べて完食してくれました。
(写真は練習の時のものです)
「We expected you don’t like sweeten red beans…….」(あんこ、嫌いかな?と思いました・・・・)
の問いに、
「Very nice!」(美味しかったわよ!)
の返答。やっぱり、魅せ方/見せ方で「好きにも嫌い」にもなるのかな?と気がつかされた瞬間でした。
場数は大事ですね
今回で2回目のインバウントイベント。練習の機会も含めたら、5回、人様の前で、英語でプレゼンをしてきたので、1回目の時よりはドキドキしないで始められました。
とは言っても、気持ちはいっぱいいっぱい。
あとから振り返ると、「あれも、これも言い忘れたー!」ということがいくつかありました。
それに、もっと、チームのみんなに話を振って、みんなで「盛り上げたかった」のに・・・・・すっかりそのパートも忘れてしまっていました。
説明と、各グループに分かれての料理体験をサポートすることに一生懸命になってしまい、写真を撮ることも忘れておりました・・・・。
とはいえ、身体は正直なもので、その晩に行った整骨院の先生には、「今日は肩がバッキバッキ」ですねと言われてしまいました。
実は、身体全体、緊張してたんですね。お疲れ様でした・・・私。
想定外を想定する
Cooking Lessonではありますが、合間に「日本」を知ってもらうクイズを盛り込んだり、日本語で数を数えたりと体験型のクラス構成にしてます。
当たり前ですが、こういった「クイズ」への反応や回答についても、毎回違うもの。去年のお客様がとてもノリが良かったので、そのイメージでいたら、なんとも今回のお客様の「おしとやかな」なこと。
クイズも、全員外れてしまうという想定外の結果。えぇぇぇぇ、全員外れた時のこと、考えてなかったし・・・・クイズの景品どうするのさぁ〜まで考えてなかった私。
これも場数をこなして慣れていくしかないのね。最後に、クイズの景品を「お土産」と称してプレゼントしちゃいましたので、結果的には良かったです。
外国人の方の反応はいつも勇気づけられる
それでも、外国人の方の反応にはいつも、「勇気」づけられれます。
ちゃんと目を見て聞いてくれて、うなずき、笑ってくれたり、質問してくれたり・・・と反応があるから、話す側としては、とても「勇気」づけられます。
私たち日本人がよくやりがちな「無反応」だったり、テキストやメモに釘付けへの「目線」は、とても話す人を「不安」にさせる要因になるから、立場変わって、聴衆者となる時は、「反応」できる聴衆者になろうとつくづく思いました。
それぞれの「強み」が活かされる機会
いつも、インバウドイベントの企画と交渉を、鋭い経営者目線で行ってくれる梅ちゃん。お料理なら任せてのキコちゃん。今回から参加。存在それだけで、その場をぱぁーーーーっと明るくしてくれる天真爛漫なミンちゃん。そして、インバウンド大好き!な私。
みんなそれぞれの「強み」が良い感じで活かされた場となりました。チームワークでなければ、成し遂げられないこのインバウンドイベント。
2019年2月時点で、来日外国人が前年同月比3.8%増の260万人突破している今、この波に乗って、新企画・朝食インバウンドイベントに向けて、もっともっと「面白いこと」企画していこうと思いまーす!