札幌での民泊事情がまたまた厳しくなってきたという話

今年の2月に勢い!で始めてしまった民泊。札幌の物件を賃借し、民泊用に貸し出しをしているのですが、10ヶ月経った今の状況は正直言って・・・厳しいです。まずは、しれっと宣伝させて下さい。こちらが私が運営している民泊物件です。

2018年6月15日に施行された民泊新法

2週間近い時間をかけてやっとこな思いで提出した届出書類。苦労話?はこちらのブログを併せて読んで頂けますと嬉しいです。届出書類を出したからといって終わり!なはずかと思っていると、「そうは問屋が卸さない」。2ヶ月に1回、宿泊実績の報告を出さなくてはならないという厳しさ。これがじ〜み〜に面倒臭い。虚偽報告等すると罰金の罰則まである始末。間違えないように慎重に実績を集計して報告しなくてはなりません。

さらに民泊新法の下では、最大で180日までしか旅行者を泊める事ができないという条件付き。もう、ハッキリ言って我が家の民泊、どうなることやらという感じです。

2月の稼ぎ時の札幌雪まつりを逃した後に迎えた7月の絶頂期!

2月の「さっぽろ雪まつり」、札幌の民泊事情では稼ぎ時のようです。我が家の民泊はあいにく2月末のスタートとなってしまい、「さっぽろ雪まつり」の時期を逃してしまいました。がその後で迎えた7月!過去5ヶ月の短い間ではありますが、やっときてくれた繁忙期!ほぼ毎日くらい韓国、中国、香港、オーストラリア等からの観光客が滞在してくれて、嬉しい限りでした。どうかこのままの勢いでいってくれーーーーーと思っていたところでした。が、そんな上り坂の人生はありません。そう、「まさか」という坂がきました。

9月6日「北海道胆振東部地震」発生

地震発生時、宿泊客がいたので、怪我をしなかったかとても心配でしたが、幸いなことに誰も負傷者がいなくてホッとしました。が、札幌市内のライフラインが途絶えてしまったため、大変な想いをして過ごしたことと思います。もちろん、帰国便に乗れるまで無料で宿泊場所を提供致しました。

この地震により、宿泊客が災害時にでも安心して宿泊できるように、非常袋の設置等必要なものを揃えられたという意味では、より安心して宿泊できる体制を整えるきっかけになったのは良かったです。

とは言え、10月、11月と観光客が激減し、閑古鳥状態となってしまいました。

「室内非常用照明設置」条例

幸い、12月になってちらほらと戻ってきて下さった観光客。に追い打ちをかけるようにして発せられた札幌市からの「室内非常用照明設置」という突然の条例

へ?我が家の物件はワンルームなんですが、あの!緑の非常灯必要ですか???つうか入り口はどうみても1つでしょーー。と思う私。

しかも、この室内非常用照明、各部屋に、賃借人が個人負担!で設置しなくてはならないとか。ということは、退去時は原状回復も個人負担。Wの負担に、「損切り」の時?と心が揺らいでしまいまいた。

という思いも虚しく、対応しないと強制的に予約がキャンセルされるという脅しつき。ちょーーー、せめて2月の雪まつりの予約キャンセルはやめてよーと思いつつ。泣く泣く、民泊の管理会社を通して、設置業者から見積もり金額を取り寄せている最中です。果たしていくらの出費になるのかな???

資産運用というより、インバウンドの一環に携わりたいという想いで始めた民泊ですが、大苦戦中です。2年契約の縛りがあるので、最低2年は運営したいと思っていますが、果たして生き残れるのか・・・。ちなみに、札幌の不動産物件の管理会社の営業の方曰く、今回の札幌市の条例で、民泊物件を引き上げる方々が続出しているとのことでした。

 

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みぽりん

みぽりん

時短ソムリエ
専門は、野菜と発酵調味料を使った時短料理

「まごわやさしいこ」実践者
週3回の筋トレ
毎日の菌トレ(発酵食)

マイナス5歳アンチエイジングに成功

オーガニック野菜の販売サポート歴10年@青山ファーマーズマーケット
外国人むけに日本食の料理教室開催(インバウンドイベント)

ビジョン
「美味しいって幸せ」を情報発信して日本人の幸福度を3割アップ⤴️
美味しい国ニッポンから世界平和へ