うん十年ぶりに鶴を折りました
学生時代、3人グループでつるんでいたうちの1人・台湾人の友人が病気になってしまいました。日本人の友人・ナオミちゃんと「元気」づけに台湾に行こう!と急遽決まった、台湾旅行。
いつも突拍子の無いことを言うナオミちゃんでしたが、今回は、出発まであと2週間も無い中、突然
千羽鶴を作ろう!
と言い出し、久々に、「鶴」を折ることに。最後に鶴を折ったのって・・・・小学生以来?おぼろげな記憶を辿って折ってみましたが、最後の箇所の記憶が曖昧。ということで、「YouTube」で折り方を教えてもらいながら、折りました。
150羽!完成!ちょっと、間違えていたけど・・・・(笑)
言い出しっぺのナオミちゃん。台湾人の友達のことを知る友人・知人に「鶴」を折ることを依頼し、それぞれが住む住所に折り紙を送ってくれました。今度はその集まった鶴を100羽づつ繋げることを、3人の子育てをしながらもやってくれました。出発日の朝にやっとこ完成!
私も、時間の無い中で、集中して150羽折って、折って、折りまくりました。結果的に一部間違えておりましたが・・・・とほほ。
出来上がった鶴はこちら。
ナオミちゃんが、最後に、「病気平癒」の裏に、今回千羽鶴プロジェクトに参加してくれて、実際に折ってくれた友人・知人の10人の名前を、1人1人書いてくれました。いざ、それを持って台湾へ!
「平和の象徴?」のリアクションから「I feel very touched」
私は4年ぶりに会う友人、ナオミちゃんは14年ぶりに会う友人にいろいろと思い出話をしたいとこだけど、まずは、日本から持ってきたお土産を一通り披露しました。そして最後に、この千羽鶴を差し出しました。台湾人の友人の最初のリアクションは、
『平和の象徴?』
キョトン?という感じでした。でも、1000羽の鶴を折ってくれた人たちの名前を1人1人読み上げて、説明していっている途中で、友人が突然、号泣し始めた。多分、「ツル」そのものに感動したわけでは無く、「病気になり、弱々しく、存在価値そのものが消えつつあると思い始めているちっぽけな自分のために、こんなにも多くの人が、自分のことを想ってくれている」ということを認識できた瞬間に、ぷちっと何かが切れて、泣き崩れてしまったのではないのだろうかと思います。
「I feel very touched」
と何度も何度も、泣きながら言ってました。
最近の私のお気に入りのフレーズ。「We are lonely but not alone」病気に1人で向き合わなくてはならない友人は「孤独」かもしれないけど、でも、周りには「仲間」や「友達」がいるから1人じゃない。そういう私たちの「想い」を千羽鶴を通して伝えられたかなと思いました。
シェロちゃん、元気になって、また遊びに行こうね!