9月の連休を使って結婚10周年のお祝いにモルディブに行ってきました。日本からモルディブまでの直行便がないため、今回は行ってみたかった都市・ドバイ(アラブ首長国連邦)で乗り換えにすることにしました。
到着前の機内で目にした、「緊張感」のあるアナウンス
さあ、あと1時間でドバイだわ!飛行機の窓から砂漠が見えるかしら!とワクワクしていた私に、機内でしずか〜に表示される、とっても「緊張感」のあるアナウンスが目に入ってきました。
え?何々。ちょ、もう1回見せて。読み間違えたかも・・・。思わず、写メって、スマフォの画面上でも内容を確認してしまいました。やっぱりそうよね・・・。アナウンスが一切無いって書いてるよね。
やっべー。モルディブへ行く便にちゃんと乗り継ぎできるのか???一抹、いやかなりの不安を抱えながらも、やぱり飛行機の窓から見える砂漠に「きゃーきゃー」言って楽しんでました(← なんだかんだ言って楽しんでしまいます)
掲示板、ちょーガン見ですよー
さあ、いよいよ着いたドバイ国際空港。アナウンスが一切流れないらしいので、乗り継ぎ便の掲示板をガン見しました。心なしか、他の乗客たちも、ガン見しているように思えました。
なんせ、ドバイ国際空港。世界一でかい!とあって、万が一、情報を読み間違えて、「きゃー!間違えたーーー!」と言っても走ってどうこうできる距離ではありません。だいたい、ターミナル間の移動は、電車を使うんですから。この時ばかりは?、夫婦で手に手を取り合いました。きゃ💖
うん、間違えない!
と3回くらい確認した後に向かった、モルディブへの乗り継ぎ便。掲示板では、Gate 45と表示されているのに、Gate 45に行っても、「モルディブ行き エミレーツ航空 〇〇便」とか表示されてないし・・・。
ちょー、大丈夫なの???不安MAX。ということで、エミレーツ航空のカウンターで間違い無く、Gate45で合っていることを確認して、やっと一安心したところでした。
なんか、一安心したらトイレに行きたくなった・・・・
と、トイレに向かったところ、なんと!今度はトイレ内にも自己責任を促すポスターが・・・・。写真を撮り忘れてしまいましたが、内容的には、上の写真同様、
- 搭乗手続きは、フライト出発時刻の45分前に済ませること
- 出発時間の15分経ってもゲートに起こし頂けない場合は、飛行機はあなたを待たずして出発します(← 確かこんな内容だったと思います)
ひょえーーー!ここにも。リラックスできるトイレ空間のはずが、また緊張感を感じてしまいました。
普段、日本のTOO MUCHな程のアナウンスに慣れてしまっているので、緊張感をたっぷり感じてしまいましたが、たくさんの人が行き交いながらも、シーンと静まり返っているドバイの空港は、なんか、私たちが「大人」扱いされている空港だなと思ってしまいました。
”Silent airport project” in 2010
どうやら、この 「Silent airport」。2010年に始まったプロジェクトのようで、今ではとても高評価を得ているとか。もちろん、耳からの情報を必要とする方々もいるので、掲示板のアナウンスを充実させるだけでは無くて、「May I help you」スタッフを多く常駐させているとのことです。
ご興味ある方は、英語になりますが、こちらのリンクを参照ください。
過剰な程の情報提供をしてくれる日本の鉄道や空港でも、取り入れてみては良いプロジェクトなのではないのかな?と思いました。