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私が、複業を始めるようになって、毎日欠かさず使っている「ポモドーロテクニック時間術」。
最近では、
Daigo 著 『超自分を操る超集中力』
樺沢紫苑著『神時間術』
の本の中で紹介もされているので、
かなり、耳にする時間術になってきました。
が、まだまだ
イタリアンレストランの名前なの?
と聞かれることも、ちょいちょい、あります(笑)
ということで、「ポモドーロテクニック」ってどんな時間術かを
紹介してみたいと思います。
ポモドーロテクニックってどんな時間術?
それは・・・
ズバリ!25分集中➕5分休憩のシンプルな時間術です。
考案者はこの方↓
イタリア人のフランチェスコ・シリロ氏。
1987年、イタリアのストリという古い町で、当時大学生だった
シリロ氏が、偶然にも考案(その当時は、考案!とも思わなかったようです)
した時間管理術です。
背景はこんな感じ。
大事な試験前・・・
課題本3冊、読まなくては・・・
でも、気持ちが焦って、
集中できない・・・
と、試験前の、学生あるある
の焦燥した気持の中で、
集中するために巻いてみた、
ポモドーロ(トマト型のキッチンタイマー)のゼンマイ。
その時にセットした時間は、
たったの2分。
でもその時に、シリロ氏は、たったの2分の間に、
落ち着きと自己コントロールの
意識を取り戻せる!
という感覚をつかんだそうです。
それをきっかけに、落ち着きを取り戻し、
集中して課題本の読書をこなし、なんとか、
試験の合格点を取得。
そこから始まった、
長い長い「ポモドーロ現象」探求の道。
* なぜ、ポモドーロは効果があったのか?
* ポモドーロの最適な長さは?
* 1日にできるポモドーロの回数は?
* ポモドーロ間の休憩の長さは?
なんと!それから、31年もの長きの追求の結果、
導いたのが、この
25分 集中+ 5分休憩
という「ポモドーロテクニック」
なんだそうです。
ちなみに、その時に使ったタイマーがこれ↓
ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」の意味で、
実際に使ったトマト型のキッチンタイマーが、この
時間術の由来となってます。
実は「25分 集中+ 5分休憩」よりも、その前後がめっちゃ大事
ポモドーロテクニック = 25分集中+5分休憩のテクニック
ばかりが一人歩きしてしまってますが、実は、その前後の作業が、
「25分 集中+ 5分休憩」よりももっと大事!と私は思ってます。
1日の始めにする作業
- 仕事の在庫シートを作成する
- 仕事の在庫シート内の各タスク(作業)が、何ポモドーロを要するのかを予測する。その結果、1日でできる全体の作業の予測ができる。ちなみにポモドーロとは25分集中➕5分休憩の1単位のことです。
- 優先順位をつけて、まずは1つのタスク(作業)を選ぶ。
25分集中➕5分休憩を繰り返す。
休憩時間は、必ずしも5分である必要はなく、
体調に合わせて短くも長くも調整可能です。
1日の終わりにする作業
1日の終わりに、「見直し」の時間の1ポモドーロを取り、予測時間 vs. 実際の時間を比較し、予測通りにいった点、いかなかった点とそれぞれの要因を検証し、次の日のきたるポモドーロに活かす。
まとめ
25分集中+5分休憩のテクニックばかりに目がいきそうですが、実は、
1日の始めにする
在庫のリスト作成 → 今日やることの把握
1日の終わりにする
予測時間 vs. 実際時間の比較 → 予測精度の確認と要因分析
が実は、めっちゃ大事なんだよ〜!ということを、考案者のフランチェスコ・シリロ氏が直々に教えてくれる「ポモドーロテクニック認定トレーナー」養成講座で学んだのでした。
そのときの様子がこれ⬇︎
ご興味のある方は、ぜひ、フランチェスコ・シリロ氏の本『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』を読んでみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
自分らしい生き方をする時間を渇望している方に、集中力と生産性をあげてくれるポモドーロテクニックの時間術をこれからも紹介していきます。