「あなたは自己肯定感高いですか?低いですか?」
と問われたら、多くの日本人は「低い」ですと答えてしまうでしょう。
そもそも、なんで日本人て「自己肯定感」低いんでしょう?
まずは「自己肯定感」の定義から。著書では
あるがままの自分で大丈夫だ
と思える感覚と、定義づけています。
さて、私たち「あるがままの自分」を受けれているのでしょうか?
いや・・・まだまだ。もっともっと高みを目指さなくちゃ・・・・と考えてしまうのが、多くの「日本人」です。はーい!私もその典型的日本人でーーす!
特に日本人は「まじめ」なので、
- もっと成功しなくっちゃ・・・
- もっと勉強しなくっちゃ・・・
- もっと自分を磨かなくっちゃ・・・
もっともっと・・・・・と延々続きそうですね(汗)
自分を高めるのは良いけども、まずは自分を「認めて」あげたいですね。そうじゃないと、疲れちゃう。
日本はまた欧米に比べて、「和」をもって尊しという風土があるので、「自己主張」を良しとしない雰囲気があります。そうすると
「私は本当はこうしたい!」のに・・・
「私はこう思う!」のに・・・
という「自己主張」がしにくくなり、ついつい他人の顔色を伺う空気感に飲み込まれ、自分の欲求をなかなか満たせないことが、自己肯定感を低くしてしまう要因でもあるようです。
じゃあ、「自己肯定感」が高くなったら、そんなに生きやすいの?
なんだか、みんなが「自己肯定感」ってやつを高めちゃって、「言いたいこと」言い合ったりしたら、収集つかなくなっちゃわないの?と思いがちですが、そんなことは無いようです。
なぜなら、自己肯定感が高い人は、
• 自分で自分を認めていて、
• 他人の評価に過度に依存しなくて、
• やりたいことをやって、
• 言いたいことはハッキリ言う!
つまり、自分の気持ちに「正直」に生きているからです。
ちなみに自己肯定感が低い人は、↑とは真逆で、
• 自分で自分を認められない/受け入れられなくて、
• 他人の評価に過度に依存してしまって、
• やりたいことをやれなくて、
• 言いたいことをハッキリ言えない
つまり、自分の気持ちに「不正直」に生きています。
えー、どっちの生き方が良いといったら、ぜったい前者の「自分の気持ちに正直」に生きたほうが、生きやすそう。ならば、その生き方をすれば良い!のです。
じゃあ、どうやってするのさ?
今日、いや、今この瞬間から自分に「OK」を出してあげれば良いだけ。
「嫌だな・・・」と思ったら、それを正直に伝えちゃえば良い。
「ブログ書こうと思ってたのに、今日も書けなかった。もー、あたしってほんとダメダメ」と自己嫌悪に陥りそうになったら、まずは「そんな自分もありよね」ってOKを出してみようって。
その際のポイントは
「思考そのもの」と「思考する自分」
との分離がポイント!だとか。
例えば、スタイルの良いお姉さまを見て・・・
「いいなぁ~、あんなにスタイル良くて。それに比べて私の太もも。丸太だわ・・」と思ったら、まずは
思考:あ!今、私、●●さんのスタイル、羨ましいと思っている。
ということに「気づき」、
思考する自分:あ、今、ここに「●●さんを羨ましい」と思う自分がいる。
と「客観視」する。
そうするだけで、ネガティブな思考や感情が、お湯の中に入れた氷のように、シュッーーーっと溶けていくそうです。ほうほう。
そして、今度は思考する自分を「客観視」して、
「なぜスタイルが良い人を羨ましいと思ったのか?」
を洞察(どうさつ)してみるそうです。
そうすると、例えば「痩せている女性=モテる」と勝手に思い込んでいる自分に気が付くかもしれない。
そう、この「客観視」+「気づき」を得られれば、マインドフルネスを習得したこと間違い無し。
著者は、マインドフルネスを
今、ここに生きていることで、マイナス思考を客観視できるスキル
と定義しています。
アファメーション(肯定的自己宣言)で相乗効果倍増!
そんな客観視ができた自分に、今度は「肯定的な言葉」をかけてあげましょう。
あるいは、自分が「なりたい」自分を「肯定的な言葉」で表現してあげましょう。
それは、氷山の一角の顕在意識(自覚している意識)に隠れる、大きな大きな潜在意識(自覚していない意識)に訴えかけるように。
例えばこんな風に
• 私は今のままでも可愛い
• ぽっちゃりの私って可愛い
• 今の私、大好き❤️
アファメーションのポイントは、この4つ!
1. 現在形にして、
2. 肯定形で、
3. わかりやすい言葉で
4. ワクワクするような
内容にすると良いようです。
マインドフルネス x アファメーションの相乗効果で、「自己肯定感」あげあげ!
その結果、「自己肯定感」が高くなってきた自分は「こんな私、ラブ❤️」と自分大好きになるし、または少々のストレスやプレッシャーにも負けずに前向きに生きられるようなるそうです。
自己肯定感が高い人は、成長の速度が速い!
そしてそして、自己肯定感が高い人は、たとえ「失敗」したとしても、それを「学び」と捉えられるようになるので、成長や上達がどんどん早くなるそうです。
ちょー、なんかいいこと尽くめですね。
私、自己肯定感、ちと低いかも・・・と思われた方にはお薦めの1冊です。悩み多きハルカちゃんと、師匠こと藤井先生の会話形式で書かれた本なので、とても読みやすいです。