樺沢紫苑著「学び効率が最大化するインプット大全」〜スマホ疲れの方は必見!インプットの精度をあげて情報疲れを解消しましょう♫

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私のメンター・樺沢紫苑先生が2019年8月3日に「インプット大全」を出版しました。

なぜ、今「インプット」なの?

インターネット上のデジタル情報は20年前と比べて5000倍!に増えていると言われる現在。これからさらに、5G導入もされ、通信速度が早まり、ますます大量の情報量にさらされる状況にある中、私たちは、有効に情報を活用しているでしょうか?

それとも、大量の情報にただただ対応するだけで、「スマホ疲れ」「情報疲れ」を起こしていないでしょうか?

そんな疲弊している私たちに「令和時代の教科書」的な位置付けで、樺沢先生が「知的生産性を高めるビジネス書」の決定版として書いた本がこちら。

先生が大事にしている「アウトプット」前提で、書かれているのがこの本の特徴。

まだ読んだことが無いという「自己成長」をしたい!という方には、前作の「アウトプット大全」と併せて読まれることお薦めします。そうすることで、「自己成長」、加速すること間違い無しです。

ちなみに私が樺沢先生が好きな理由は、

  1. 私が大好きな睡眠を最も大事にしてくれるから
  2. 仕事の生産性が神がかっているから

です。

「インプット大全」第1章からの私の気づきはこの3つです。

衝撃!私たちの97%のインプットは無駄だった

ここで実験です。ぜひみなさまも挑戦してみて下さい。まずは紙とペンを用意して頂きます。

「ここ1週間にネットで見たニュース、情報、ブログを覚えている限りたくさん書き出して下さい。制限時間は1分間です。」

結果はいかがでしたでしょうか?先生がセミナー参加者に175人に対して行ったところ、「思い出せた数」の平均はなんと3.9個。もっとも多い人で10個。3個以下の人が全体の半分を占めていたようです。

仮に1日30分で20個の情報を見ているとして、1週間で140個。そのうちに記憶に残っているのはたったの4個。

情報吸収率はたったの3%

残りの97%はなんの成果も生まない「究極の時間の無駄遣い」ということらしいです。

衝撃的ですよね。時間が無い無いと、いつもあくせくしている割には、なんの成果も生まない行為にこれだけの貴重な時間を費やしてしまっているとは!

ただ闇雲にネット上の情報に触れるのではなく、「本当に必要な情報・知識」に的を絞って、ピンポイントで集めることで、時間短縮でき、かつ効率的に情報収集できるとのこと。

ズバリ、「本当に必要な情報」以外は、捨てる努力が必要だとか。情報においても、「断捨離」が必要なようですね。目からうろこがボロボロ落ちた瞬間でした。

インプットは量より質!

またまた質問です。下記ではどちらが「自己成長」をする人でしょうか?

  1. 月に20冊本を読んで、アウトプットがゼロの人
  2. 月に3冊本を読んで、確実にアウトプットをする人

答えは2です。1はあくまで「自己満足」をする人。

私たちは「自己満足」をしたいだけなのか?それとも「自己成長」をしたいのか?

本当に自己成長したければ、月に3冊を深読し、気づきとTo Doをその3冊から得て、日々の生活に活かすこと。

そもそもインプットとは?

INしてPUTすること。つまり脳の中に、情報を入れて(IN)して、留まらせる(PUT)すること。

賢くなりそうだからという理由で、闇雲にたくさんの本を読んで(実は読んだ気になって)、アウトプットをしないでいた今までの私は、先生が命名したまさしく「ザル3兄弟」のザル読みをするお猿さんをしてしまっていました。

なんとなく見て、聞いて、読む、「ザル見、ザル聞き、ザル読み」では、せっかくのお金と時間を使っていても、何の情報もINも、PUTもしないとのこと。それは、ホントにもったいない!

本3冊の限られた情報から、自分が必要としている情報を確実にINして、PUT(インプット)としましょう。というのが、樺沢先生が強く薦めていること。

「目的・目標設定」とインプットはペアで行いましょう

例えば本を買う時。

私たちは、その本から、何かを得たい、知らなかったことを知りたいこと、あるいは、悩み解決のヒントを得たい などなど、何かしらの「目的」があってその本を手にとったはず。

そして、本を読んだ後、「どうなっていたいか?」を考える。これが「目標」。

この目的と目標を持って、本をパラパラ読みするだけで、「おっ!」と思う箇所が視覚的に入ってきます。そして、その「おっ!」と思う箇所をじっくり読む。

本は最初から最後まで、一言一句読む必要なし!

自分の目的を達成できそうな情報をインプットできれば、読書完了!あとは得た気づきとTo Doをアウトプットする。

高いセミナー代を払って身につける「速読術」も不要。

本から学びたいことを知れたら、それでOK。そして、それを必ず、アウトプットする。
本を読むことのハードルが下がりますね。

私たちのアウトプットの量=インプットの量

よくある会話。

A:こないだね、映画「アラジン」観てきたの・・・
B: へ〜、そうなんだ。で、どうだった?
A:うん、すっごく面白かったよー。
B:そうなの?どこが良かった?
A:・・・・

映画鑑賞後に、あるあるな会話ですよね。
樺沢先生曰く、

アウトプットの量 = インプットの量

ということは、上の会話のAさんのインプット量はたったの3秒分だけ。きゃー、2時間の映画のうちのたったの、3秒分しかインプットできなかったなんて!!!!

私が入っている樺沢塾では、樺沢先生同伴の、映画鑑賞会があります。
映画を観た後に、好例の!感想シェア会がある。この時に、もし「えー、面白かったす!」としか言えなかったら、「君、それは3秒のインプットだけだよ!残りの7,197秒は全くのムダ!だよー」と言われかねない。

そうならないように、映画を観るのも必死。あ!あの場面でめっちゃ感動した。あ!あのシーンで使われていた音楽良かった!もし、私だったらジーニーにこんな3つのお願いする・・・

などなど。ノルアドレナリン全開で、映画を観ます。

この集中力がインプットするのに良いのだそうです。3つの気づきやTO DOを見つけて、アウトプットしたら、1900円以上の価値あり。

でも、そんなに感動ポイントないっす・・・と言う方もいるかもしれません。そんな方は、自分の興味のあること、好きなことを3つ決める。そうするとそれらがアンテナとして機能し、「お!」っと思う情報を拾ってくれる。それは、カクテルパーティーと一緒。

それはあたかも、パーティー会場で、ざわざわしていても、自分の名前が呼ばれると「おっ!」と反応するかのように。

To Doのまとめ

  1. ムダなインプットはしない。自分にとって必要な情報項目を3つ作る。そして、そのアンテナを常々立てておく
  2. 行動する時に「なんでなのかな?」と考える癖をつける。人と会うとき、ふと目に止まった中吊り。そうすることで、情報の精度をあげられるようになる
  3. 目的を持って読書をする。本を買ったら、まずは、その目的を達成する箇所をパラパラ読みして探してみる。そしてそのあたりをまずはじっくり読む。それだけで、「積ん読」問題を解消できそう

まだ、1章目。なのに、まだまだ得られることがたくさんありそう。
本を読み進めていくのが、ホント、楽しみ。

 

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この記事を書いた人

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みぽりん

働く女性の生産性を上げる専門家・みぽりんです。

外資系企業で、バリバリ働く現役会社員です。
忙しく本業をするかたわら、副業も2年続けています。

本業と副業の時間的両立に四苦八苦していたときに、

集中して、生産性を上げる「時間術」

を取り入れてみたところ、副業2年目にして、売上250万円を突破!

副業や、資格試験取得、先延ばし対策にも有効な、

25分集中して、5分休憩する、
イタリア生まれの時間術「ポモドーロ時間術」

本には書かれていない、考案者直伝の
ノウハウを広める活動を、セミナーを通して行なっています。