樺沢紫苑著「学び効率が最大化するインプット大全」 〜 第2章は科学的に記憶に残る読み方満載!

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私のメンター・樺沢紫苑先生が2019年8月3日に「インプット大全」を出版しました。

なぜ、今「インプット」なの?

インターネット上のデジタル情報は20年前と比べて5000倍!に増えていると言われる現在。これからさらに、5G導入もされ、通信速度が早まり、ますます大量の情報量にさらされる状況にある中、私たちは、有効に情報を活用しているでしょうか?

それとも、大量の情報にただただ対応するだけで、「スマホ疲れ」「情報疲れ」を起こしていないでしょうか?

そんな疲弊している私たちに「令和時代の教科書」的な位置付けで、樺沢先生が「知的生産性を高めるビジネス書」の決定版として書いた本がこちら。

先生が大事にしている「アウトプット」前提で、書かれているのがこの本の特徴。

まだ読んだことが無いという「自己成長」をしたい!という方には、前作の「アウトプット大全」と併せて読まれることお薦めします。そうすることで、「自己成長」、加速すること間違い無しです。

第2章では、科学的に記憶に残る本の読み方が紹介されています。

そもそも、学びには段階がある

「30万円の心理学セミナーに参加しようと思うのですが、先生、どう思いますか?」

と以前聞かれたことがあるそうです。それに対して先生が、

「今まで、どんな心理学の本を読みましたか?」

と質問すると、

「心理学の本は1冊も読んだことはありませんが、昔から心理学を本格的に勉強したいと思っていたのです」

そして、先生は回答はこちら

「ではまず、心理学の本を1冊、読んでみてはどうですか?」

なぜなら、「学びには段階」があるから。

何かを始めようと思った時は、いきなりエベレスト級の山を目指さずに、高尾山くらいのやさしい山を、楽しんでから、学びを徐々にに深めていくと良いとか。

なので、まずは初心者向きの本を買い、そして読んでみること。

学びのステップを把握して、段階的に学ぶこと。これが最短、最速でコスパよく自己成長をする秘訣だとか。

求めているのは自己成長?それとも自己満足?

自己成長を求めているのであれば、本はキレイに読む必要はない。実際に、先生愛用の本を見せてもらいましたが、アンダーライン、付箋紙、書き込みがたくさんしてありました。

先生曰く、本、特にビジネス書は、すべて読む必要がなく、自分の目的がかなえらればそれでOKとのこと。

ただし、せっかくお金と時間をかけて読むのだから、「ホームラン本」と言って、学びや気づき、人生を変えてしまうくらいの素晴らしい1冊を読むことをお薦めしています。

え?そんな目利きありませんがな・・・

という方は、自分が好きな本の目利きの良い人をフォローして、その方が薦める本を読むとハズレが少ないと思います。

ちなみに、私は樺沢紫苑先生と勝間和代さんのお薦めする本を読んでます。さすがに、月に20冊近く読む読書家の方々が選ぶ本には、ハズレがありません。

ちなみに、樺沢先生は、

大事ポイント:アンダーライン
引用したいポイント:付箋紙
気づきポイント:書き込み

をして本を読んでいるそうです。

読んだ後、メルカリで再販できなくなっちゃうけど、それ以上の、「学び」が1500円の投資から得られるので、安いものですね。

また、本の設計図を理解して読むクセをつけるというポイントも、さすが作家ならでは!の視点で面白かったです。通常、本を書く作家さんは、

はじめに
各章の最後
おわりに

に重要ポイントを置くそうです。

なので、時間無い!けど、本読み切りたい!という時は、この辺りをパラパラ読みして気づきやTo Doを得るのもありですね。

読書の目的

通常、私たちは、

知識を得るため
自己成長するため
悩みを解決するため

に本を読みます。

先生曰く、私たちの95%のお悩みは、読書をすることで解決できるとか。もちろん、この時も、なんとなーく読むザル読みじゃなくて、深読し、そこからの気づきやTo Doを日々の生活に活かせればの話だと思うのですが・・・

また、そんな学び、自己成長、お悩み解決を読書からする際は、ニュートラルな状態で本を読むと良いとのことです。

賛成、反対、中立の3点

もしくは

賛成、反対の2点

読みをすることで、自分の意見を導けるようになるとか。

例えば、

原発反対!

という強い思いで、「原発賛成論者」が書いた人の本を読んだところで、自分の「反対」の思いが強すぎて、残念ながら、気づきを得られることがなくなります。

あくまで、ニュートラル(中立)な状態で本を読み、「こういう視点あるんだ!」という気づきを得られれば、より深く自分の意見を持てるようになるとか。

To Do 的、私のまとめ

  1. 本を読んだら書く、学んだら書く。そうすることで情報を記憶に定着できる
  2. 物事を判断する時は、先入観を捨てて賛成、反対、中立の意見をできるだけ取り込んだ上で自分の意見を持つ、決断する。
  3. 目的に応じて、紙の本と電子書籍を使い分けてみる。ちなみに先生の基準は、一般紙は紙(本)を利用し、漫画、小説、雑誌は電子書籍を利用しているようです。

次の第3章は、「LISTEN 話の聞き方」。これまた、新たな視点が得られそう♫

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この記事を書いた人

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みぽりん

働く女性の生産性を上げる専門家・みぽりんです。

外資系企業で、バリバリ働く現役会社員です。
忙しく本業をするかたわら、副業も2年続けています。

本業と副業の時間的両立に四苦八苦していたときに、

集中して、生産性を上げる「時間術」

を取り入れてみたところ、副業2年目にして、売上250万円を突破!

副業や、資格試験取得、先延ばし対策にも有効な、

25分集中して、5分休憩する、
イタリア生まれの時間術「ポモドーロ時間術」

本には書かれていない、考案者直伝の
ノウハウを広める活動を、セミナーを通して行なっています。