2019年7月31日、臨床分子栄養医学研究会 指導認定カウンセラー・まごめじゅんさん主催「こんなに楽チン!今日から実践!毎日できる分子栄養学ごはん〜食材選び/簡単調理テク〜」に参加してきました。
インプットの質の大事さを、ここ最近痛感している私は、セミナーでも会議でも、可能な限り、最近は一番前に座ることにしています。
なぜなら、講師の方の「ノンバーバル」(行動、身振り、手振り等)から、説明以外の情報を入手できるからです。ということで、今回も、一番前の席に着席しました。
じゅんさんのノンバーバルな行動から、プロ意識を盗み見た!
どうやらその日、じゅんさんはあまり体調が優れていなかったようで、すかさず10分弱の休憩中の合間に「アミノ酸」をしれっと飲んでいるのを盗み見ました!
また、講義中、ミネラルの説明中も、じゅんさん愛用の「トレースミネラル」を紹介しつつも、自分が飲んでいる水に、ちゃーんと、トレースミネラルを垂らして、ミネラル補給もしていました。
そう。さすがはプロ!自分の体調を良く知り、必要な調整をさらっとしているじゅんさんを一番前の席で見て、プロの「健康管理」を目の当たりにしました。
インプットを語る場では無いのですが、こういうノンバーバルな情報って、前の席じゃないとぜったい仕入れられないので、前の席の確保、大事だなぁ〜とつくづく思いました(←ちょっと、本題とずれてる・・・笑)
「全て頑張る必要はない」にホロリ
こういうセミナーに参加する方は真面目な方が多いから、毎日毎食、体に良いものを家族に提供しなくっちゃ!となりがち。
でも、あまりに自分を追い込んでしまうと、
本来楽しむはずの「食べる」という行為が苦痛に感じる → 交感神経が優位 → 常に緊張状態 → 本来動くはずの腸の動きも悪くなる → うまく排便ができなくなってしまう
という傾向に陥ってしまうとか。
一番大事なこと。それは「楽しく食べること」
全て完璧にこなす必要はない。手抜きするとこはする。なんかねぇ、これを聞いた時、「ホロリ」ときてしまいましたのよ、私。
疲れて、なーーーーーんにもしたく無い。でも体に悪いもの食べちゃまずいしなぁ・・・と自分を追い込んでしまうこと、働く女性なら、あるあるですよね。
そんな時は、割り切りましょう。外食OK!栄養成分ガン見不要!とにかく「割り切って」食べる。「楽しく食べる」。
こんな風に言ってくれるじゅんさんが「女神」に見えてしまった瞬間でした。
ただし・・・
どうせ外食するならば、普段食べない赤身の塊肉を食べられる「いきなりステーキ」だったり、レバニラ定食が美味しい「日高屋」だったり、定食メニューが豊富な「大戸屋」や「やよい軒」がお薦めね!とのことでした。
たまたま、浅草橋(東京・台東区)で見かけた、なんとも理想的な、このお店の配置を見てください!
材料よりも調味料!
また、日々の食材を何かとこだわる前に、まずは調味料(油、塩、砂糖、みりん等)をできるだけ良いものを選ぶようにお薦めしてました。
なぜなら、材料が変わっても、調味料だけは欠かさずに使うものだからだそうです。原材料を確認し、昔本来の原材料で作られているものを選ぶようにと。
例えば
お醤油:大豆、小麦、食塩
みりん:米、米こうじ、食塩
塩については、マグネシムの含有量が豊富なもの、油は瓶詰めされてるもの等、日々お店でたくさんある品揃えの中で選ぶ時の貴重な情報が満載でした。
腸内環境と土壌環境が同じだったに感動した!
農薬を使用した慣行栽培で作られた人参と、無農薬で栽培された人参の比較データ。
毎週、青山ファーマーズマーケットで無農薬のお野菜を販売サポートしている私としては、ちょっと、テンションあがるパートでした。
ミネラルの量に差あり
慣行栽培 vs. 無農薬栽培の人参では、やはり無農薬で栽培された人参の方が、ビタミンなどのミネラルが多く含まれているようです。
それはなぜなら、土の違いにあるとか。農薬で消毒されていない土には、腸内環境と同様、たくさんの微生物がいて、「栄養の吸収がとても良い状態」になっているとか。
そっかー、「健康な土壌環境と腸内環境って同じなのね!」にはとても感動しました。共に、目に見えない微生物くんたちが、せっせと「栄養の吸収の良い状態」を作ってくれているんですね。
とはいえ、なかなか経済的に、毎日無農薬の野菜を買うのは難しい。
疲れてなーーーにもしたくない日。そんな時は、外食もOKだけど、無農薬のお野菜を買って、さっと水で洗って、皮ごとガブリ!と食べる。野菜販売サポーターとして、究極の時短料理(←料理じゃないけど・・・笑)としてお薦めしたいなぁ〜と思いました。
今の時期なんて、きゅうりにお味噌つけて食べるだけで、めちゃんこ美味しいしんだから。
まとめ
体力的にも、経済的にも無理のない範囲で、楽しんで「食」していきましょう。
なぜなら、「おいしい♫」は、一瞬にして私たちを「幸せ」にしてくれる行為なのだから。