2年ぶりの上海に出張に行ってきました。相変わらず天気は、大気汚染の影響か、「どんより」していました。が、なにより驚いたのは、中国人がほとんど財布を持ち歩かなくなったことに驚きました。
お客とのやりとりも「We chatよ!」
全社的にメールは「Outlook」を使っているのですが、中国では営業もお客さんとのやりとりは「全て」We chatで行うとか。日本で言うと、お客様とも「LINE」でやりとりするような感じです。理由は
だってその方が早いんだもん
とのこと・・・・。
そうか・・・、同僚や友達、家族だけでのやりとりに使用している私は遅れているのね。お客様とも「LINE」でやりとりし、時には「スタンプ」なんかを交えてやりとりするのか(笑)・・・・。時代が進んでおるの・・・と感じる自分が少し遅れた人に感じてしまいました。
支払いは全てQRコード!
それでけではなくすごいのが、支払いが全て「We chat pay」や「Alipay」のQRコード。なので、財布を持ち歩かないとか。上海事務所の中国人スタッフが来日し、顧客訪問を一緒にしました。来日してすぐのランチ。一緒にランチに行ったら、ついつい、スマフォだけ持って外に出て来てしまい、
あれ?We chat pay使えないの?
と言われる有様。「お財布持ってこなかったー」というより、上海では「紙幣」を使う機会がなくなったから、ほとんど財布を持ち歩くなったとか。
中国人同僚曰く、「中国人は安いのが好き!」。We chat payで支払うとディスカウントクーポンがもらえるので、使わない手はないらしい。
そう言えば、見渡せば上海では、地下鉄の駅、空港内の免税店、スタバ・・・どこ行ってもスマフォ片手で、QRコードで決済をしている。
なんか、紙幣やクレジットカードを使って、もたもたサインをして決済をしている自分の姿が、またまたひと昔の遅れた姿のように感じてしまった。
上海のQRコード決済事情がものすごいスピードで動いているということを肌で感じました。
「Alipay」どこで使えますか?
さらにその中国人同僚。今度は日本に来て「ビックカメラ」に行きたいという。子供のお土産でおもちゃを買いたいらしい・・・。
目の前にヨドバシがあるじゃない!と思ったが、「Alipay」を日本で使える店として「ビックカメラ」を探していたらしい。ご存知の通り、アリペイは、アリババが運営するスマフォ決済。ビックカメラで「Alipay」で決済すると、We chat pay同様、ディスカウントがもらえるかららしい。
ちょっと前に耳慣れてきた「銀聯」カード。それ以外に今は、「We chat pay」と「Alipay」が主流のようですね。
そういえば、先日、民泊の視察に行った札幌で、ふらっと入ったラーメン屋さんでも、ふつーーーに、AlipayとWe chat payを導入してましたね。
中国からの観光客が多い札幌は対応が早いんですね。
なんか「日本、ちょっと遅れてる?」を感じてしまった旅となりました。