ヤマト国際宅急便では、アメリカにはインクの入ったペンが送れませんでした。

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家にあった不用品のParkerのボールペンを、副業で始めたeBayに出品しました。eBayとは、海外版のヤフオクのようなサービスです。

アメリカ人の方から早速、問合せのメールが入ったので、購入間近!と思い、発送方法を再確認するために、ヤマト国際宅急便に問合せした。

ところが、

「ヤマト国際宅急便ではインクの発送はできません」

とお断りされるハメに・・・・・。

よーく調べると、海外に「インク」の入ったボールペンを送るのは、なかなか

大変なことがわかりました。

そんな事情を、今日はシェアしてみたいと思います。

海外に「インク」の入ったボールペンを送ろうしている方、必見!

  • 私のようにeBay取引で送る方
  • 海外の友人に、日本からボールペンや万年筆のような「インク」の入った、あるいは付属したものを送ろうとしている方。

はぜひ、参考にして頂けると嬉しいです。

日本郵便以外の代替手段を使う場合は確認が必須!

eBay取引をしている方がメインで使っていた「日本郵便」。今日(7/7/2020)時点で、

まだ、176か国への発送が一時的に止まっています。

日本郵便が使えていたころ(←なんか、遠い過去のように思えますが・・・)は、

割と、発送基準が寛大だったため、発送国によっては、ペンや万年筆も問題無く送れていたようです。

が!新型コロナウィルスの影響で、日本郵便での海外発送が一時停止になったため、

代替手段として、FEDEXDHL、ヤマト国際宅急便を使う頻度が高くなりました。

これらの代替手段の発送基準は、実は、日本郵便より厳しいので、

「これ、送れるかな?」

と疑問に思った時は、直接、カスタマーサービスに問合せをすることを

お薦めします。

それぞれのカスタマーサービスの問合せ先はこちらです。

FEDEX:https://www.fedex.com/ja-jp/customer-support.html

DHL:https://www.dhl.co.jp/exp-ja/contact_center/contact_express.html

ヤマト国際宅急便:http://date.kuronekoyamato.co.jp/date/KokusaiTakkyubin?ACTID=J_RKWTJS0020&SEARCH_ID=01&LAND_CD=US

発送国毎に対応が変わるかも?

今回、私の発送先はアメリカだったので、アメリカ向けに調べましたが、確認したヤマト

国際宅急便とFEDEXの対応は下記の通りでした。

ちなみに、今回はFEDEXの方が若干発送料金が安かったので、FEDEXのみへの問合せとなってます。

ヤマト国際宅急便:発送できません。

FEDEX: メーカーに問合せして、発送できるかを事前に確認してください。発送可能な場合は、その旨をInvoice上に、わかるように記載ください。

とのことでした。

今回の対象は、ペンのインクです。

今回の対象は、ペンの「インク」で、HS Codeの「9608.10」が対象です。

プリンターのインクカートリッジや、万年筆のインクではないので、それらのものを海外

発送予定にしている方は、事前に、発送可能かどうかを、利用予定の配送会社に問合せすることを強く、お薦めします。

「送ってもバレないんじゃない?」という、悪魔のささやきなことを考えてしまいがちですが、

スキャンをかけて、税関で見つかりでもして、万が一、アメリカから返送となった時、

その時の返送料金が、おそらく正規料金の高額な料金で私たちの元に返送されてしまうので、

大赤字をしてしまいます。

なので、ちょっと手間ですが、念には念を入れて、確認することをお薦めします。

そもそも、インクの何が原因で送れないの?

どうやら、インクの成分に、航空便の燃焼危険物質が含まれていないかが、発送可能かどうかのポイントになってくるようです。

場合によっては「成分表」の提出が必要なため、宅配便は不可というサイトもありました。

「書く」目的で利用するペンなので、あまり、インクの含有物なんて、考えもしたことがな

いけど、「飛行機で運ぶ」ということになると、「燃焼危険物質が含まれていないか?」が

重要になるんですね。

どうやって送ったの?

で、結局どうやって送ったの?ですが、はい、発送する前に、今回のペンのメーカーだった、Parkerに連絡をしました。

ちょうど新型コロナウィルスの外出自粛期間中だったため、電話による応対サービスはお休

み中でしたが、メールで問合せしたところ、週末挟んで、月曜日にはすぐに回答がありました。

さすが!Pakerさまです。回答はこんな感じでした。

Sonnet Ballpoint Penは製造国であるフランスより航空便で輸出しており、アメリカでも販売されておりますので問題ございません。また、ボーペンインクはリフィルですので航空便の燃焼危険物質には該当しませんので、ご安心下さい。

(Parker回答より)

ということで、海外発送は問題無い!旨、確認できました。

お客様から注文が入ったら、予定通り、FEDEXを利用し、InvoiceにParkerからのコメント

を付して送る予定で準備しました。

発送の準備も整ったところで、いざ、買いたい!と直々にメールを送ってきてくれたバイヤ

ーさんに連絡したところ、

バイヤー

「あれ?これ、ボクが欲しかったタイプと、型番違うわー」

ということで、海外あるあるの(笑)幻の取引となってしまいました。ちゃんちゃん。

まとめ

あえなく、取引は幻と化してしまいましたが、メーカーからの「発送問題無し」のコメント

を付ければ、FEDEXで、海外には発送可能な旨、確認が取れているので、自信を持って販売

したいと思います。

「これ、発送できるかな?」

と疑問を持った時は、事前に、発送会社に問合せすることを、強くお薦めしまーす!

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この記事を書いた人

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みぽりん

働く女性の生産性を上げる専門家・みぽりんです。

外資系企業で、バリバリ働く現役会社員です。
忙しく本業をするかたわら、副業も2年続けています。

本業と副業の時間的両立に四苦八苦していたときに、

集中して、生産性を上げる「時間術」

を取り入れてみたところ、副業2年目にして、売上250万円を突破!

副業や、資格試験取得、先延ばし対策にも有効な、

25分集中して、5分休憩する、
イタリア生まれの時間術「ポモドーロ時間術」

本には書かれていない、考案者直伝の
ノウハウを広める活動を、セミナーを通して行なっています。