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私のメンターの樺沢紫苑先生の35冊目!の本、『3つの幸福』が出版されました。
幸福って何?
(最近、エヴァンゲリオンを見まくっているので、レイちゃん風に・・・(笑))と思ったので、樺沢先生が17年もの間、構想を練って形に仕上げた「3つの幸福」を読みふけってみました。
「あなたは、今、幸福ですか?」
「あなたは、今、幸福ですか?」
と問われたら、
「はい!」
と間髪いれずに答えるかな・・・・。
「じゃあ、あなたにとっての幸せって何ですか?」
と問われたら、
「健康だし、家族がいて、少ないけど友達もいて・・・。好き嫌いは別として、会社員なのでお給料も確実にもらえるし・・・・でも・・・実は、何か物足りなさを感じるんですよ・・・」
というのが、私の正直な想いでした。
この「満ち足りない気持ち」ってなんのかな?と自問してきましたが、「3つの幸福」を読んで、その正体がわかりました。
日々のプチ成長を自覚できない人は、数年後の「大成長」に気づけない
その答えは、ずばり、「日々のプチ成長を自覚できていなかった」ということでした。
私の中の自己成長の定義は、
「数ヶ月あるいは数年先に、ものすごく大きな達成をした時に感じるもの」
と漠然と思い込んでいました。
なので、日々、小さなプチ成長をしていたとしても、その定義にひっかかりもしないので、気づきも自覚も全くできてませんでした。
人から「みぽりんは、いろいろと挑戦しててすごいね〜」
と言われても、
「え?どこが?全然すごくないですよー。何も成し遂げてない私なんて、全然ダメダメですよ」
と全力で、自分を否定してました。
特に、この「満ち足りなさ」は、
成功している人
成長している人
と接する場にいると、どんどん感じるようになりました。
「幸福」の3段重理論で自分の「幸福」を見直してみた
自分が今まで感じていた「幸福」を、本の中で紹介されている3段重理論を元に見直してみました。
セロトニン的幸福を感じているか?
YES!
自分も、家族もみんな健康だから幸せ。
昼散歩の時に、青い空を見上げた時に「あ〜幸せ」って感じる。
オキシトシン的幸福を感じているか?
YES!
子供はいないけど、旦那と過ごす穏やかな時間に幸せを感じる。
ボランティア活動で知り合った仲間たちと過ごす時間に幸せを感じる。
ドーパミン的幸福を感じているか?
・・・・
ドーパミン的幸福を感じてない自分に気づく
そう、このドーパミン的幸福をほとんどといって感じ無いという自分に気がついてしまいました。
ちなみにドーパミン的幸福とは、
「何かを得る、達成することによって得られる幸福感」
と本で定義されていました。
「なんで私って、ドーパミン的幸福を感じないだろう?」
と自問していた問いへの答えが、わかりました。
それが、
「ドーパミン的幸福は、数年後、でっかい目標や、ものすごく大きな達成をした時に感じるもの」
と自分の中で勝手に思い込んでいたからです。
なので、いつも、
「まだまだ・・・」「まだ足りない・・」
と思っていたことが、ドーパミン的幸福を感じられなかった原因だということに、この本を読んで気付かされました。
私って、日々プチ成長もしてないの?
「じゃあ、私って、本当に日々、プチ成長もしてないの?」
と自問してみましたが、そんなことはありませんでした。
自分が見なかっただけ、気がつかなかっただけで、例えば、
・昨日よりも30分も早く起きられるようになった自分
・小さなコミュニティを立ち上げた自分
・情報発信に挑戦してみようと思う自分
などなど、昨日できなかったけど、今日はできた!という、プチ成長がいくつもあることに気がつけました。
そして、そんな自分を素直に、
「新しいことができるようになったぞー!やったー!」
って喜んでみました。そして自分を褒めてあげました。
今まであまり感じたことがないドーパミン的幸福なので、
「おー、これがドーパミン的幸福なのね?」
と、まだ半信半疑な感じではありますが、これを毎日積み上げていけば、きっと数ヶ月後、そして数年後の成長した自分にもっと、喜びを感じ、幸福を感じられんだろうな〜という小さな確信を持てました。
「まだまだ・・」の悪しき思考クセを撲滅するために3行ポジティブ日記を書いてみる!
日々のプチ成長に気づく練習として、3行ポジティブ日記を書き続けてみようと思ってます。
3行ポジティブ日記とは、その日にあった
楽しかったこと!
嬉しかったこと!
私、エライ!と思ったこと!
ありがとうと感謝の気持ちを感じたこと!
などなど、1日を振り返ってみて、気持ちがポジティブになる出来事を、簡単な1文で3つ
書き留める日記のことです。
私の
「まだまだ・・・」「まだ足りない・・・」
という悪しき思考クセはなかなか一夜にして消えないので、これからは、毎晩寝る前に、3行ポジティブ日記をつけようと思います。
そこで、昨日できなかったけど、今日できた/できるようになったプチ成長を書き留め、自分の中で、「やったー!」という思いを噛み締めていきたいと思います。
その結果、数年後に「大成長」している自分に気づき、ドーパミン的幸福をたっぷり味わいたいと思います。
まとめ
心と体も健康!なので「セロトニン的幸福」はバッチリ!
少ない人数だけど大切な家族や友人とのつながりもあるから、「オキシトシン的幸福」も大丈夫!
でも・・なんか、今ひとつ、成功体験から得られる「ドーパミン的幸福」を感じられない
という、私のような方に、ぜひこの本はお薦めです。
「ドーパミン的幸福」は決して、
●●大会で優秀!
年収●●●●万円達成!
という、どデカい事を成し遂げた時にしか感じられないと思っていたら、それは大きな間違いです。
日々自己成長している自分に気づくことでも、ドーパミン的幸福を感じることはできます。
そんな大事な気づきを教えてくれた1冊です。