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「英語ができない!でも、約1.8億人の市場で海外取引ができる」を応援する!eBayで使える英語を教えるコーチ・みぽりんです。
先日またやってしまったeBay失敗談からの学びをシェアしたいと思います。
海外のバイヤーさんとトラブルを抱えて、どうしよう!とお悩みの方向けの記事になります。
この記事は、
・まさしく現在、海外のバイヤーさんとの間で、トラブルを抱えている、なうの方
・販売した商品を巡って、なんとなくトラブルになりそうな予感を抱えている方
向けの記事になります。
トラブルの時こそ、密にコミュニケーションを取ることを強くお薦めします!
トラブル発生!
↓
しかも、海外のバイヤーさんとの間で!
↓
しかも、苦手な英語で!
↓
ちょー面倒!!もう逃げたい!
と、負のスパイラルに陥りそうな状況ですよね。トラブルって。
それじゃなくても、トラブルを解決するのに、エネルギーを使うっていうのに、さらに、それを英語でやるのかーと思うと、とても気持ちが重くなります。私もそうです。
でも、そんな逃げたい状況の時こそ、密にコミュニケーションを取ることを強くお薦めしたいと、私は思ってます。
というのも、先日の私のやってしまった失敗体験談から、
密なコミュニケーションが、トラブルを軽減してくれたんじゃないかな・・・?
と思わせる体験をしたからです。
慣れないゲーム機を初出品!
eBayでは日本のゲーム機がとても人気です。なので、普段、ゲームを全くしない、ゲームど素人の私ですが、そんなに売れるのなら!と、見様見真似で、初出品をしてみました。
どんなものなのかな・・・・と、釣竿を垂らす釣り人のような気持ちで待っていると、出品して数日後に、アメリカの方に買って頂きました。
さすがは、日本のゲーム!ほんとに、人気なのね!
と、日本のゲーム機の威力を感じた、初出品でした。
精密機械なので、輸送途中で壊れないように、エアパッキングで丁寧に梱包し、いざ!アメリカへ出荷をしました。
「英語のソフトが読み込めないんだけど・・・・」
普段扱っている商品は、輸送途中で壊れない限り、現物がバイヤーさんのところに到着したら、バイヤーさんがすぐに使える、動作確認の不要な商品ですが、今回のゲーム機は、到着した後で、バイヤーさんが遊ぶ時に、ちゃんと動くかがとても大事。
なので、到着したは良いけど、「ちゃんと動いたよ!」の確認メールがくるまで、なんか落ち着かない日々を過ごしてました。
その不安が的中したかのように、到着したと同時に、バイヤーさんから、「キャンセルリクエスト」(返品依頼)がきてしまいました。
あー、やっぱりか・・・・、思うように動かなかったのね・・・・
と落ち込み、どうしようかな・・と思っていた矢先に、その「キャンセルリクエスト」がすぐに取り消されました。
あれ?どうした???
もしかしたら、メール送ってきてるかも?と思い、メールを確認したところ、案の定、メールが届いてました。
英語のソフトが読み込めないんだけど・・・・・
とありました。
リージョンロックを知らずに販売/購入してしまったWの悲劇!
結論から言うと・・・・
セラーの私は、リージョンロックを知らずに販売
バイヤーの彼は、リージョンロックを知らずに購入
という、Wの悲劇が起きてしまいました。
ちなみに、リージョンロックとは、
日本向けに販売されている機器では、日本向けに提供されているソフトやコンテンツでしか再生出来ない、利用出来ないという仕組み
のことだそうです。
つまり、海外の方は、日本のゲーム機で、アメリカで販売されたゲームを利用出来ないということになります。
という状況を、この時!初めて知りました(滝汗)
eBayでは、日本のゲーム機がたっくさん、海外に出荷されているので、
「使えるんだー」*\(^o^)/*
という前提でお気楽に始めた私は、この時点で、私の負け戦を覚悟しました。
「どうやって、解決したら良い?」
「また、やってしまったな・・・」と返金覚悟をしていたら、メールの最後にバイヤーさんが、
英語のソフトが読み込めないけど、どうやって解決したら良い?
と、なんと!私に相談してきてくれてました。
「相談」されたら、もしかしたら、この不利な状況から、脱出できるかもー!と一縷(いちる)の望みをかけて、全力で対応することにしました。
返信1回目「すぐに解決策探すから!」
人によっては、
こんな使えない代物を送ってきやがってー!返金しろーーーー
とキレちゃってもおかしくない状況なのに、この方は、
「どうやって、解決したら良い?」
と、私に相談してきてくれたんだから、全力で対応しよう!と思いました。(←というか、全力で、私の不利な状況を少しでも改善しようと思いました(笑))
すぐに、私は返信メールを送りました。原文はこちらです↓
Thank you for your purchase, this time.
Oh….I’m sorry about that. Please let me search whether any ways to fix that.
Once I get any information, I will let you know.
Thank you for your patience.
(日本語訳)
この度は、購入ありがとうございました。
あら!リージョンコードのこと、知らなかったのね。大変。すぐに、解決策を探しますね。
わかり次第、すぐに連絡します。
少しお待ちください。
ここで、「I’m sorry 」と使いましたが、決して、私が、リージョンコードを知らずに販売してしまったことを「お詫び」するI’m sorryではないことがポイントです。
あくまで、「あら、知らないで買ってしまったのね!大変」という意味で使ってます。
ここから、鬼のようなGoogle検索が始まりました。というか、そうなるなら、出品する前に調べろやーと自分でも思いましたが・・・・おほほ。
30分後に、1次情報を送信!
鬼のようなGoogle検索をした結果、まずは、1次情報として、とあるデバイスを使うと使えそうだという情報を見つけたので、Amazonのリンク情報も付けて、送りました。
ただ、あくまで1次情報なので、もう少しリサーチするね!ということで、
私、アクションとってますからー
ということを、必死にここでアピールしました。
その時のメールがこちら↓
Hello again,
It sounds that XXX could allow the users to play foreign ○○ games.
Could you please try to find this disc?
Anything I can help, please let me know.
Thank you and have a wonderful weekend!
(日本語訳)
XXXというのを使うと、海外のゲームもプレイできるようになるようです。
そのディスク試してみて頂けませんか?
何か、他に、私ができることがあったら、遠慮なく言ってくださいね。
良い週末を!
もちろん、こんなメールを返信したものの、場合によっては、
「やっぱり動かないじゃないか!」
とキレられる可能性もあるので、
「何か、他に、私ができることがあったら、遠慮なく言ってくださいね」
と、あなたを全面的にサポートするから!という姿勢もアピールしました。
8時間後に2回目の返信!
1回目の返信はしたものの、やっぱり気になり、さらに鬼のようなGoogle検索をしたところ、なんと、その、デバイスが、現在、入手できないことが判明しました。
「こりゃ、ダメだ・・・撃沈」
と、白旗を揚げた私は、正直に、デバイスが入手できないことを告げ、今回は解決が難しいという内容を、1回目のメールから8時間後にしました。
こちらがその時の文章です↓
Hello again,
As the result of my further research, XXX looks unavailable, currently, unfortunately.
What a shame. How can I help you? Any idea, please let me know.
こんにちは
さらに調べてみたんだけど、XXXというのは、残念ながら、現在、入手できないようです。
とても残念。どうしたら良いかな?何か、(今回の取引の解決策への)アイデアがあったら、遠慮無く言ってください。
ということで、この時に、100%返金を覚悟しました。
始めての返信がバイヤーさんからきた!
私の2回目のメールに対して、バイヤーさんから始めて返事がきました。
こちらが原文です。
Yeah I saw it was unavailable, not to worry! I found a place that fixes consoles and they will be able to switch it for me.
Thank you for your help!
(日本語訳)
XXXが入手できないの見たよ。でも心配無いよ。届いたコンソールを修理してくれるお店を見つけたんだ。
いろいろと調べてくれてありがとう!
なんと!「調べてくれてありがとう」と感謝されてしまいました。このバイヤーさんは、私の行為(プロセス)をちゃんと見ていてくれたのね・・・・・。
私的には、いかに自分のミスを取り繕うか、バタバタしていただけのに・・・。
結果的に、私のヘルプはな〜んの役にも立たなかったけど、一応、その「行為」を見ていてくれて、感謝してくれたようです。
まとめ
今回のケースは、最終的にはバイヤーさんが自分で解決策を見つけたのでことなきを得ました。
ただ、バイヤーさんとトラブルになり、セラーである私たちが窮地に陥った時は、
「げっ!トラブルきた!面倒臭い!あー、もう返金処理でいいわ!」
と諦める前に、密にコミュニケーションを取って、
「トラブル解決のために、全力で対応してます!」
を猛アピール(笑)してみると、意外な方向で解決策を見出せるかもしれません。
それ以前に、私の場合は、ゲーム機の出品をもっと勉強しろ!を感じた、ヒリヒリする体験でした。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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