精神科医で作家の樺沢紫苑先生主催のこのWeb心理塾は、アウトプットの上級編・「出版」を目指す人達がたくさんいる塾です。
え?私、出版するの?ってかできるの?という問題はさておき、アウトプットを毎日行っている猛者の方々の間に自分の身を置くことで自分のマインドを変えていきたいなぁ~と思い、入塾してみました。
3部構成になっていたセミナーの登壇者はこちら。
山口拓朗さん「【プロ直伝!】3倍速く書きたい人のための「情報編集ライティング」
尾藤克之さん「文章に対する苦手意識を無くしたい? 早く文章を書くテクニックを事例から紹介」
樺沢紫苑さん「ベストセラー作家が教える! 最高の文章を最速で書く方法」
あまりに濃い内容過ぎたので、登壇者毎に3回に渡りブログ記事を書いてみることにしました。
まずはトップバッター。「伝える力 話す・書く」といったらこの方!山口拓郎さん。すでに本も15冊以上出版しているWeb心理塾の大先輩です。日本だけではなく中国でも翻訳本が売られている人気の講師です。
特に印象に残った話は
- 「カラーバス効果」
- アンテナを張る
- 自問自答
「カラーバス効果」
難しい心理学用語ですが、
自分が意識していることほど、それに関係する情報が自分のところに舞い込んでくる
という現象のことを指します。逆を言うと、自分が「意識」していないことは、情報として全く「入ってこない」ということ。
山口さんが言う、文章がうまい人とは、「情報の収集力と編集力」がある人だと。
つまり、常に脳内に「アンテナ」が立っていて、情報を仕入れている人。そしてキャッチした情報から不要な情報をそぎ落としながら編集していける人。
意外にも、文章と料理って似てるそうです。
なぜなら、料理をする時に、買い物(情報の収集)をして、そして美味しく料理(情報を編集)する。なんか、とてもしっくりする例えでした。
日々、脳内にに「アンテナ」を立てておくことの大事さを、まずは「文章を書く」以前の行為として学びました。
あの!大谷投手は既にやっていた!
山口さんの新刊「9マスで悩まず書ける文章術」。私も購入させて頂き、一緒に写真も撮ってもらっちゃいました!
9つのマスの中央に大目標を書き、8つの手段を書き出して、それらをさらに深めていく手法。実は、あの大谷投手は高校時代に
「8球団からドラフト1指名されるには?」
の目標を叶えるために書いていたそうです。どんだけすごい、高校生なのーーーーー!!!
そして、こちらがその9マス。
これを、高校生で書いていたって、マジすごいですね。
山口さん曰く、こんな風に9マスに書き出しておくと、脳内に「アンテナ」が立ち、がぜん、情報収集の感度がよくなるとのことでした。
山口さんが強調していたのはこの「気づき」の目を、まずはもつこととのことでした。
自問x自答を繰り返す
ブロクに書いてみようと思った材料(情報)を、いわゆる5W1Hのような「ベーシックな質問」で、自分に問いてみようとのこと。
さらに、その問いを掘り下げる、
Why (なぜ)
How (どのように)
といった「スコップ質問」をすることで、私たちの「個性」が見えてくるとか。
ここまで書く材料ができたら、あとは、もう「書きたい」衝動にかられるので、その衝動のまま、書いて書いて書きまくる。
文章のテクニック云々というよりは、日々の情報収集ですでに、アウトプットの8割が決まっているような、そんな気づきを得られた80分でした。
私も、さっそく、「9マス」使ってブログ作ってみたいと思います!