目次
「英語ができない!でも、約1.8億人の市場で海外取引ができる」を応援する!eBay英語コンサルタントのみぽりんです。
今日は、私の体験談から1つ英語表現を紹介したいと思います。
数日前に、オーストラリアの方から、2021年の手帳のレフィルをご注文頂きました。いざ、発送!と思いきや、バイヤーさんの住所が、DHLのリモートエリア(遠隔地域)に設定されているではないですか・・・
きゃー、追加料金、2,600円発生するぅぅぅ!大赤字じゃー!
と焦りましたが、10分悩んでから、今回は、バイヤーさんに請求しよう!と決めました。
バイヤーさんに
「リモートエリア代の追加費用2, 600円を払って欲しいです」
と、丁寧に依頼する時の英語の表現を今日は紹介したいと思います。
「リモートエリア」に発送する方向けの記事になります。
・FedExやDHLで、リモートエリアに発送しなくてはならない方
・追加料金の費用を、バイヤーさんに負担してもらいたい方
向けに記事を書いています。
リモートエリア(遠隔地域)への追加料金を依頼する時の英語表現はズバリ、これ!
私が先日、オーストラリアのリモートエリアに発送する時に使用して、且つ、バイヤーさんに快諾してもらった時に使った表現になります。
先に言っておきますが、「丁寧に事情を説明する」ということに重きを置いて書いているので、ちょっと長いです。
使える!と思ったら、ぜひ、コピペして使ってみてください。コピペがしやすいように、日本語訳は、英文の最後にまとめて入れてます。
Dear
Thank you for your purchase this time. Hope this mail finds you well.
Well I’m exactly shipping your item but I just found that your area is set as a remote area in DHLand also FedEx, so that extra JPY 2,600 (USD26) is charged to ship the item to you.
Could you do me a favor?I pay for the shipping fee, so could you please pay this extra fee, JPY 2,600 (USD26)?
Unfortunately there is no way to ship except for DHL and FedEx to your country, so far, which means we can’t ship through Japan Post due to COVID-19.
If you agree with paying the extra fee, I will send the invoice via PayPal. If you don’t agree, unfortunately I will cancel this transaction and refund to you.
Waiting for your reply. Any questions, please let me know
(日本語訳)
この度は購入ありがとうございます。元気にお過ごしのことと思います。
あなたが購入した商品を発送するところなんですが、あなたの住所のエリアがDHLとFedExではリモートエリア(遠隔地域)に設定されていることがわかりました。その結果、あなたに商品を届けるとなると、追加で2,600円支払わなくてはならないのです。
お願いがあるのですが・・・・。発送費用は私が負担しますので、追加の2,600円は、お支払い頂けませんでしょうか?
あいにく、今のところ、あなたの国への発送手段としては、DHLかFedExを利用するしかありません。つまり、COVID-19のために、日本郵便で発送ができないのです。
もし、追加費用をご負担して頂けるのであれば、PayPal経由で請求書を送ります。
もし、追加費用をご負担して頂けないのであれば、残念ですが、今回の取引はキャンセルとさせて頂き、返金を致します。
返信お待ちしております。ご質問などありましたら、ご連絡下さい。
ポイントはこの2点!
え?こんなに長い文章を送るの?
“Please pay the extra JPY 2,600 (USD26) for remote area fee”.
「リモートエリア代の2,600円を追加で払って下さい」
だけではダメなの?と思われた方もいらっしゃると思います。
確かに、意味としては充分にこの文章だけで通じます。
ただ、ここでは、丁寧に事情を説明して、確実に「支払ってもらう」という目的を達成したいので、次の2点を意識しました。
- 発送の代替手段が無い
Unfortunately there is no way to ship except for DHL and FedEx to your country, so far, which means we can’t ship through Japan Post due to COVID-19.
(あいにく、今のところ、あなたの国への発送手段としては、DHLかFedExを利用するしかありません。つまり、COVID-19のために、日本郵便で発送ができないのです。)
この文章で、「追加費用を払わない限り、発送の代替手段が無いのです」ということを意味しています。
どうですか?そう言われたら、心理的に、「じゃあ、仕方ないか・・・2,600円高いけど・・・」という気持ちになりますよね。
- 私も負担するから、あなたも負担してください
Could you do me a favor? I pay for the shipping fee, so could you please pay this extra fee, JPY 2,600 (USD26)?
(お願いがあるのですが・・・・。発送費用は私が負担しますので、追加の2,600円は、お支払い頂けませんでしょうか?)
発送費用を販売代金に上乗せしているから、私(セラー)が発送費用を負担するのは当たり前だろ!とツッこまれるかもしれませんが、私も払うので、あなたも払ってと書くと、心理的に痛み分けか・・・・。「仕方ないな・・・」という気分になりませんか?
さて、この長い文章を送った結果はどうだったか?というと・・・・
はい!快諾して頂きました。
後日、PayPal経由で請求書を送り、すぐに支払いをしてもらいました。ということで、目的を達成できました。
ドキドキ!追加費用の発生はDHLやFedExに住所を入れてみないとわからない!
こんな長いやりとり面倒だから、最初に売値に上乗せしてしまえばいいじゃん!
という考えもあるかと思います。でも、この追加費用は、商品が購入されて、バイヤーさんの住所が表記され、発送する手段のDHLやFedExの出荷ラベルを作成するまで、発生するかどうかわからないのです。ドキドキですよね。
私の経験では、特にオーストラリアに発送する時に、このリモートエリアの洗礼を受けることがあります。今まで2度ありました。
1度目は、まだ評価が少ない時だったので、せっかく売れたこの取引をキャンセルしたくない!という思いで、泣く泣く、自腹を切って、自分で費用負担をしました。
2度目の今回は、ある程度の評価が溜まったので、場合によってはキャンセルされても仕方ないな・・・と割り切れたので、依頼することにしました。
やりとりが面倒だからと言って、最初から2,600円の発送費用を上乗せして販売することは、売値を高く設定することなり、販売のチャンスを逃してしまい、とてももったいです。
残念ながらリモートエリアの洗礼を受けてしまった場合は、今回のメールをコピペして送ってみて下さい。もしかしたら、不安は取り越し苦労になるかもですよ。
(参考資料)DHLとFedExのリモートエリアはこちら!
参考資料として、FedExとDHLのそれぞれが開示しているリモートエリア表です。発送国の郵便番号で確認ができます。
今回、私が発送したオーストラリアの「4714」はFedExとDHLの両方でリモートエリアに指定されています。
場所によっては、DHLではリモートエリアになっているけども、FedExではリモートエリアになってない場合もあるので(その逆もしかりです)、「ぎゃー!リモートエリアだ!」となった時は、焦らずに、DHLとFedExの両方のサイトで確認してみることをお薦めします。
まとめ
追加費用を払って欲しいなんていったら・・・・
・取引をキャンセルされるかもしれない
・逆ギレされるかもしれない
あるいは、
追加費用を、本当は負担してもらいたいけど、負担して欲しいって言えない・・・
などなど、「リモートエリア」に直面すると、それぞれの立ち場によって、気持ちが揺らぎますねー。
でも、今回の私のように、意外にあっさりと、快諾してもらえるかもしれませんよ。
思い切って、依頼する!と決めたならば、ぜひ、今回の例文をコピペして使ってみて下さい。
その結果、バイヤーさんが追加費用を負担してくれたら、嬉しいです。あいにく、追加の費用負担を断られたら・・・・、それはそれで縁が無かったということで、次に買ってくれるバイヤーさんのために、再出品しちゃいましょう!
ちなみに、取引をキャンセルする際は、こちら↓の理由を選んで下さいね。
今日もお読み頂きありがとうございました!
eBayを通して、日本の面白い!を世界に届けたい!